前略
平素よりお世話になっております。
2025年度第1回名古屋社会心理学研究会 (NSP) を下記の要領で開催いたしますので、ご案内させていただきます。ご多忙中のこととは存じますが、
多くの方にご参加いただけたら幸いです。
また、研究会終了後、18:00頃よりお食事会を開催いたします(事前予約のみ)。
場所は、名古屋駅近辺を予定しております。ぜひ、みなさまにご参加いただければと存じます。
スムーズにご案内できますよう、お食事会に参加される方を事前に把握しておきたく存じます。
お食事会へご参加いただける方は、5月24日(土)までに下記Googleフォームにてご登録をお願いいたします。
なお、研究会のみご参加の方は事前の連絡は結構です。
お食事会参加予約フォーム:https://forms.gle/pmweypKWMyPL5ufV9
草々
日時
2025年5月31日(土)15:00-17:00
場所
名古屋大学教育学部 E・F演習室
発表者
中島 健一郎氏(広島大学)
発表タイトル
大学新入生の孤独・孤立を理解し、組織的介入のあり方を探る:大学入学前後に着目した縦断調査と大学での全体調査より
発表概要
人には他者とのつながりを築き、維持したいという欲求があります。孤独や孤立はこの欲求の充足を害します。これが続くことで精神的健康だけでなく身体的健康のリスクまで高まります。このような孤独や孤立の問題は若者において顕著との報告もあることから、特に私たち大学関係者にとって孤独・孤立は無視できない問題です。
中島は今回の発表を、大学新入生の孤独・孤立を理解し、組織としてどのような対応を行うべきか、参加者の方々と一緒に考える機会にしたいと考えています。その題材として、昨年度実施したふたつの調査研究を紹介します。ひとつは大学入学前後の約3か月間、週1回の頻度で回答をお願いした縦断調査です。もうひとつは特定の大学で実施した全体調査です。これらの調査結果をもとに、孤独・孤立への組織的対応について、参加者の方々と議論ができればと考えております。ご都合のつく方はぜひご参加ください。
※本報告はJST社会技術研究開発センター「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」の採択プロジェクト「新生活に伴う孤独リスクの可視化と一次予防(研究代表者: 柳澤邦昭氏)」の研究成果の一部です。上記の全体調査は柳澤氏に加え、早瀬良氏(中部大学)・中井隆介氏(京都大学)・杉浦仁美氏(近畿大学)が中心となって行ったものであり、その成果を中島が代わりに報告します。
お問い合わせ:
名古屋社会心理学研究会事務局
〒464-8601 名古屋大学大学院教育発達科学研究科
社会心理学研究室
E-mail: socialpsychology758@gmail.com
WEB: https://sites.google.com/site/socipsych758/