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JST研究倫理教育映像教材「倫理の空白㈿ 研究活動のグレーゾーン2」公開のお知らせ

皆様
大阪大学の三浦です

科学技術振興機構(JST)では、映像を活用したドラマ形式で、議論しながら主体的に学習できる研究倫理教育映像教材「倫理の空白」シリーズを制作しています。
三浦は、企画立ち上げ当初から、制作委員会のメンバーとして関わっています。
このたび、2025年5月21日にシリーズ最新作、「倫理の空白㈿ 研究活動のグレーゾーン2」を公開しました。
本作の「人文・社会科学編」では、心理学分野の研究室を舞台に、「疑わしい研究行為(QRP)」について取り上げており、
研究データの取り扱いや研究室主宰者(PI)と学生のコミュニケーション不足などの課題について描いています。
研究に従事する人物のそれぞれの立場を理解しながら研究の公正性を学習できる教材となっていますので、
先生方が関わっておられる講義・演習等の研究倫理教育・研修において、ぜひご活用いただけますと幸いです。
シリーズIIから人社系と自然科学系の2バージョンを製作しており、IIは社会学、IIIは教育学分野の研究室が舞台となっています。こちらもご活用いただけると存じます。

■映像教材「倫理の空白㈿」公開ページ:https://www.jst.go.jp/kousei_p/measuretutorial/mt_movie.html
また、6月26日(木)には、映像教材の制作監修・協力をしていただいた研究者から、
本映像教材のねらいや「疑わしい研究行為」、研究現場でのデータ管理の重要性について
解説していただくセミナーを開催します。ご興味のある方はぜひご参加いただけますと幸いです。

■研究公正セミナーご案内ページ:https://www.jst.go.jp/kousei_p/eventreport/jst_ws.html
 ※今年度分については、2025年5月28日頃よりご案内開始予定
 タイトル:令和7年度 JST研究公正セミナー 〜新作!映像教材「倫理の空白IV」の紹介と解説〜
 講  師:平石界 教授(慶応義塾大学)、田中智之 教授(京都薬科大学)、飯室聡 教授(国際医療福祉大学)

※科学技術振興機構(JST)では、基礎研究等への支援を実施するとともに、
 文部科学省研究公正推進事業の一環として、研究倫理教育の普及・高度化に取り組んでいます。

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