JGDA Flash

2025年度第2回名古屋社会心理学研究会 (NSP) 開催のお知らせ

前略
平素よりお世話になっております。
2025年度第2回名古屋社会心理学研究会 (NSP) を下記の要領で開催いたしますので、ご案内させていただきます。ご多忙中のこととは存じますが、
多くの方にご参加いただけたら幸いです。
また、研究会終了後、18:00頃よりお食事会を開催いたします(事前予約のみ)。
場所は、本山駅近辺を予定しております。ぜひ、みなさまにご参加いただければと存じます。
スムーズにご案内できますよう、お食事会に参加される方を事前に把握しておきたく存じます。
お食事会へご参加いただける方は、10月4日(土)までに下記Googleフォームにてご登録をお願いいたします。
なお、研究会のみご参加の方は事前の連絡は結構です。
お食事会参加予約フォーム:https://forms.gle/qL3jwGNBr7Xun1Qx5
草々
日時
2025年10月11日(土)15:00-17:00
場所
名古屋大学教育学部 E・F演習室
発表者
上田 皐介氏(名古屋大学)
発表タイトル
「自己呈示の内在化」を再考する ――自己呈示が呈示者の自己概念に与える影響の実験的検討
発表概要
他者に特定の印象を与えようとする行動 (i.e., 自己呈示) の後に、呈示者の自己認知が自己呈示と一致する方向に変化することは「自己呈示の内在化」として知られている (e.g., 外向的な印象を他者に与えようとした後に、自身を外向的だと捉えるようになる)。先行研究には共通する方法論上の問題があり、この現象が真に存在するかは明らかでなかった。発表者はこれまで、この現象を批判的に検討してきた。具体的には、(1)実験パラダイムを改良し自己呈示の内在化が生じることを示したうえで、(2)この現象についての従来の理解とは異なり、自己呈示を行う前から自己認知が変化すること、(3)自己呈示した特性のみならず、自己呈示していない特性の自己認知までもが変化すること、(4)既存の理論的説明のうちのいくつかはこの現象の説明として十分でないことを示してきた。本発表ではその一連の成果について報告する。
お問い合わせ:
名古屋社会心理学研究会事務局
〒464-8601 名古屋大学大学院教育発達科学研究科
社会心理学研究室
TOP