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2025年度優秀学会発表賞 選考結果のご報告

2025年8月21日~22日に弘前大学で開催されたグループ・ダイナミックス学会第71回大会において、「2025年度優秀学会発表賞」の選考が行われました。
論文集原稿を対象とした事前審査と、大会時の発表を対象とした当日審査の結果、今年度の同賞は、以下の発表における第一発表者の方々に授与されることが決定いたしました(敬称略)。

<ロング・スピーチ部門>
・第一発表者:李 葎理(大阪大学)
・発表題目:優遇された他者は攻撃されるのか?―相対的剥奪が階層の異なるターゲットの選好に与える影響―
・共同発表者:三浦 麻子

<ショート・スピーチ部門>
・第一発表者:黄 瑶(広島大学)
・発表題目:脆弱性の自己開示とパートナーの受容行動は関係を促進するか―D-SEM モデルによるペアデータの時系列解析―
・共同発表者:謝 新宇, 相馬 敏彦

・第一発表者:柿本 航哉(東洋大学)
・発表題目:日本の高学歴者は階級特権情報に対して自己防衛的反応を示すのか─ベイズファクターを用いた実験的検討─
・共同発表者:北村 英哉

<English Session部門>
・第一発表者:Rio Sumida (The University of Tokyo)
・発表題目:Harnessing regret for efficient learning:Effect of number of options and regret on learning outcomes
・共同発表者:Yuho Shimizu, Yukiko Muramoto

<ポスター発表部門>
・第一発表者:上田 寛(広島大学)
・発表題目:グループプロセスから集団認知行動療法の効果を捉え直す:統一プロトコル集団版(UP-G) のデータに対するマルチレベル分析の適用
・共同発表者:浅岡 聡, 中島 健一郎

受賞者の皆様、おめでとうございました。受賞者には後日、郵送にて賞状が授与されます。
受賞者は、受賞した内容に関する論文を第一著者として『実験社会心理学研究』に優先的に投稿する権利を有し、「特集論文」に準じて主査および副査1名で審査を受けることができます。
ただし、投稿の権利は受賞発表日(本日)から1年間に限って有効です。
なお、選考経過の詳細については、後日ニュースレター(ぐるだいニュース)にてご報告させていただく予定です。

2025年度優秀学会発表賞選考委員長
村上 史朗(奈良大学)

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