実験社会心理学研究について

実験社会心理学研究」論文投稿先

論文の投稿・審査書類の送付は下記編集事務局までお願い致します。

日本グループ・ダイナミックス学会 編集事務局
〒602-8048 京都市上京区下立売通小川東入る 中西印刷(株)内
電話:075-441-3155 FAX:075-417-2050
E-mail:jjesp-hengroupdynamics.gr.jp

投稿の際に「チェックリスト」が必要です。下記よりダウンロードして下さい。
 投稿論文チェックリスト


機関誌バックナンバーの購入について

■ 実験社会心理学研究
下記に問い合わせてください。

株式会社毎日学術フォーラム
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル2F
TEL:03-6267-4550 FAX:03-6267-4555
E-mail:maf-sales(at)mycom.co.jp

■ Asian Journal of Social Psychologyの機関購入
洋雑誌と同様、一般の書店にご注文下さい。


機関リポジトリ登録に関して

機関誌「実験社会心理学研究」に掲載された論文を、機関リポジトリに登録される場合には、以下の書類【貴大学機関リポジトリへの掲載条件について】を、ご確認・ご記入の上、論文投稿先と同じ編集事務局までご提出していただきますようお願い致します。
 貴大学機関リポジトリへの掲載条件について


著者サイトやアカデミックSNSへの論文搭載に関して

J-STAGE上の電子ジャーナルに掲載された論文PDFを、当該論文の著者が自分自身のWebサイトや研究者向けSNS(Researchgate、 Academia.edu等)上に置いてダウンロード可能にすることは、特にこれを妨げるものではありません。また、それに際する事前・事後連絡も不要です。


プレプリント論文の投稿受付に関して

実験社会心理学研究は、PsyArXivやJxiv等のプレプリントサーバーにアップロードされた論文(以下、プレプリント論文)も投稿可能です。プレプリント論文を投稿される会員のみなさまは、以下の3点をご留意ください。

1)プレプリント論文を初稿として受け付ける際に、査読により論文内容が変更される可能性のあることがプレプリント論文に記載されていることを確認します。詳細は「投稿時チェックリスト」をご参照ください。本ページ上部(機関誌「実験社会心理学研究」論文投稿先)からダウンロード可能です。
2)本誌に採択された後、できるかぎり速やかにプレプリント論文を更新し、J-STAGE上で公開された採択論文へのリンクづけを行ってください。更新後のプレプリント論文から「実験社会心理学研究」での採択論文に読者がアクセスできるようにするためです。
3)本誌採択後のプレプリントサーバーへの新規登録はお控えください。


投稿論文の審査方針の明確化について

以下は、ぐるだいニュース第61号(2022年8月17日発行) からの転載です(執筆者:坂田桐子編集委員長、中島健一郎副編集委員長(いずれも当時))

1. 審査の方針

『実験社会心理学研究』編集方針・編集体制第1章第1条に書かれている「目的と理念」によると、『実験社会心理学研究』の刊行目的は「国内研究の醸成と活性化」にあります。そのため、科学論文として多少の弱点があったとしても、ユニークな着想や実験的・挑戦的な試み、学術的・社会的に貢献可能な点があれば、それをできるだけ世に出し(掲載する)、読者の評価や議論を喚起することが重要と考えます。また、投稿から掲載までの期問をできるだけ短くする(迅速に世に出す)ことも重要です。

したがって、『実験社会心理学研究』の審査にあたっては、「改稿を重ねて完璧な論文にすること」を目標とするよりも、「掲載可能なレベルの論文を迅速に世に出すこと」を目標とすべきと考えます。「掲載可能なレベル」の判断基準は審査者によって異なると思いますが、「完璧な論文でなければ掲載できない」わけではありません。些細なミスも含め、論文の内容に関する責任は著 者にあり、論文の価値判断は読者に委ねられます。

審査者の役割は、大局的な観点から論文の新規性・独創性や有用性を見極め、掲載の可否を判断することです。論文を完璧なものにするよう指摘・助言するのではなく、掲載可となる最低限の条件を明確に示してそれが達成できたかを判断することを基本とします。

2. 審査にあたってご留意いただきたい点

1)審査前に、『編集・審査規程』第13条をご確認ください。

編集・審査規程 第13条(コメント作成の指針)抜粋
主査・副査はコメントの作成にあたり以下の諸点に配慮する。

  1. 最初のコメントにおいて論文の問題点を可能な限りすべて指摘する。改稿により大幅な変更が予想される場合などは、「改稿原稿を見た上で、改めて審査する」ことをつけ加える。
  2. 著者は最初のコメントで指摘された問題点を解決すれば掲載可になると受け取る傾向があるので、再審査において、前回触れなかった新しい問題点を指摘する場合には、その理由(例えば、「改稿によって新たな問題が生じたから」など)を著者に説明する。
  3. コメントは、重要事項と参考事項を区別して記す。
  4. コメントの量は、できるだけA4用紙 3枚以内にまとめるよう留意する。著者の改稿意欲を促すように、建設的コメントを心がける。
  5. コメントの作成にあたっては、丁寧な表現を用いることを心掛け、著者の人格を傷つけるようなことがないよう注意する。

2)論文を減点法で見るのではなく、良い点を積極的に評価してください。

3)『編集・審査規程』第13条(1)にある通り、初稿の段階で論文の問題点を可能な限りすべて指摘してください。ただ問題点を指摘するだけでなく、「掲載可となるための最低限の条件」(どの部分がどのように改善されれば掲載可になるか)が明確に著者に伝わるようにご配慮ください。「完璧な論文にするための条件」ではありません。初稿の段階で論文の主旨が明確でなく、掲載可となるための条件を示せない場合は、どの点を明確化すべきかを具体的にご指摘いただき、2稿目以降で(主旨が明確になった後で)掲載可となるための条件を示してください。

4)『編集・審査規程』第13条(3)にある通り、審査コメントは必ず「重要事項」と「参考事項」に分けて示してください。「重要事項」には掲載可となるために最低限クリアすべき課題を、「参考事項」にはたとえ著者がその通りに修正しなくても掲載可・不可判断には影響しない事項を示してください。例えば、「完璧な論文に近づけるため」の指摘や助言を行う場合は「参考事項」に記載していただくなど、両者を明確に区別してください。日本語表現を洗練するための指摘についても「参考事項」に記載していただきますよう、お願いいたします。

5)「掲載可となるための最低限の条件」は、できるだけ後から変えたり条件を追加したりしないようご留意ください。原則として、初稿で示した条件をクリアできれば掲載可と判断してください。

6)「問題のある研究実践(QRPs)」を促すコメントにならないよう、ご留意ください。

7)掲載の見込みがある論文の場合、遅くとも4稿目で「そのまま掲載」に至ることを目標としてください。

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